
スモウルビーにはだいぶ慣れてきたでしょうか?
まだ不安な方は基本となる以下の記事をみてみてくださいね。
今回は複数のスプライトを動かしてみたいと思います。
最終的にスプライトを同時に動かして競争ができるようにしてみましょう。
それではやってみましょう!
目次
まずはスプライトを追加してみよう
作るをクリックした最初の段階だと猫しかいないので違うスプライトを追加してみましょう!
スプライトを追加しよう
スプライトを追加するには『スプライト』エリアにある動物の+マークのボタンをクリックしましょう。
ボタンをクリックするとスプライトの一覧が出てきますので好きなものを選びましょう。
スプライトごとにテキストを追加してみよう
スプライトの追加ができたらそれぞれのスプライトにテキストを追加してみましょう。
スプライトの動きはそれぞれにプログラミングエリアが分かれています。
まずは動きをつけたいスプライトを選択しましょう。
選択するには『スプライト』エリアに表示されているスプライトの絵をクリックしましょう。
クリックした時にプログラミングエリアの右上にあるスプライトの表示が変わっていることがわかります。
ブロックを追加する時にどのスプライトに動きを付けようとしているのか確認するようにしましょう。
スプライトを選択した後はテキストの追加をしてみてそれぞれ動くかを確認してみましょう!
スプライトを競争させてみよう
次は複数のスプライトを一緒に動かして競争をさせてみましょう。
スプライトを定位置に戻そう
競争を行うためにはまずスタートの位置を決めましょう。
画面の左から右に動いていくようにしたいので2つのスプライトを左に並べるようにしましょう。
スプライトの位置を変えるには『x座標を40、y座標を0にする』ブロックと同じことをテキストで書いてみます。
猫のスプライトはx座標を-150、y座標を50で設定しましょう。
go_to([-150, 50])
『go_to』が行くという命令でカッコの中の最初の数字がX軸の位置、2番めの数字がY軸の位置を設定しています。
次に犬のスプライトはx座標を-150、y座標を-120で設定しましょう。
go_to([-150, -120])
設定して動かすと以下のように並んでいると思います。
スプライトを走らせよう!
スプライトを走らせるためには繰り返し処理を使いましょう。
端っこまでいったら止まって欲しいので『〇〇まで繰り返す』を使ってみましょう。
〇〇の部分には『端に触れた』という命令にしてみます。
until touching?("_edge_") move(10) end
『until 〇〇 ~ end』が〇〇になるまで~の処理を続けるという命令です。
〇〇には『touching?("_edge_")』と書かれていますね。
これは「端に触れた?」と聞いています。
そして『~』の部分には『move(10)』と書かれており10歩動くですね。
よって以下のような命令を書いていることになります。
「端に触れるまで10歩動かし続ける」
ひとつひとつ分解して覚えていくようにしましょう。
下のようなテキストがかけたら実際に動かしてみましょう。
self.when(:flag_clicked) do go_to([-150, -120]) until touching?("_edge_") move(10) end end
スタートする前に少し止めておきたいですね、『2秒待つ』を『x座標を-150、y座標を-120にする』のしたに追加しましょう。
待つ命令は『sleep(2)』でできます。
カッコの中が待つ時間を設定しています。
次のように動いていればOKです。
スプライトを一緒に動かしてみよう!
スプライトを左に戻して端まで動かすということはできたのですが1つのスプライトしか動かせていませんね。
つづいてスプライトを一緒に動かしてみましょう!
一緒に動かすためには『イベント』エリアにある『緑のはたが押されたとき』を使いますね。
スモウルビーの場合はすでに使っているので問題ないかと思います。
猫のスプライトにも犬と同様の動かすテキストを追加してあげましょう。
self.when(:flag_clicked) do go_to([-150, 50]) sleep(2) until touching?("_edge_") move(10) end end
上記のテキストを追加したら実際に動かしてみましょう。
犬と猫がいっしょに動いていればOKです!
背景を変えて雰囲気を出そう!
真っ白な背景では少し雰囲気が出ませんね、背景を変えて競争している感を出してみましょう!
背景を変えるには画面の右下にあるステージのボタンをクリックしてみましょう。
クリックするといろんな背景が表示されますので好きな背景を選んでみましょう。
一気に雰囲気が変わりましたね。
たくさんの背景があるので色々と変えてみて遊んでみましょう!