
今回はスクラッチで分岐を使ってみたいと思います。
以下の記事でつくったものを利用しますので繰り返し処理を試してからチャレンジしてみてください。
上記の記事ではスプライトがグルグルと大きくなっていたのですが枠いっぱいになるとずっとそのまま大きさになっています。
そこで今回は分岐を使って枠いっぱいになった時にスプライトを元の大きさに戻してみたいと思います。
分岐はプログラミングにおける基本的な処理の1つです。
プログラミングの基本的な処理について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
それではやってみましょう!
目次
スプライトの大きさをもとに戻す
現在この状態にはなっていますでしょうか?

まだできていない場合は下の記事をみてつくってみてください。
まずはスプライトの大きさをもとに戻すブロックを探してみましょう。
大きさに関することなので『見た目』エリアにありそうですね。
「大きさを100%にする」というブロックがありますね、これを使ってみましょう。
現在設定されている『15度回す』の下にブロックを追加しましょう。

ブロックを追加したら早速実行してみましょう。

大きくならないことを確認できましたね!
ただこのままでは全く変わらなくなってしまっているので次は分岐を使って動きをつけられるようにしましょう。
分岐を使ってスプライトが枠いっぱいになった時に戻す
つづいて分岐を使っていきましょう!
分岐とは「もしスプライトの大きさが500なら元の大きさに戻す」と言った感じで「もし○○なら○○する」といったことができるようになります。
分岐のブロックを探してみる
まずは分岐のブロックを探してみましょう!
『制御』エリアに『ずっと』ブロックと同じ形で『もし○○なら』というブロックがありますね。
『もし○○なら』ブロックを『15度回す』の下に追加しましょう!

この状態で一度動かしてみましょう、どうなるでしょうか?

今度は大きさが変わりましたね。
これは『もし』ブロックの中にある『大きさを100%にする』ブロックが実行されなくなったためです。
『もし』ブロックの中に空白があるかと思います。
そこに何も入っていないためどんなときでも実行されなくなっているのです。
次は空白となっているところに『大きさを100%にする』ブロックを実行する条件を追加してみましょう。
何を条件とする?
つづいて『もし』ブロックの中に空白をうめてみましょう!
どんな時に『大きさを100%にする』を実行したいでしょうか?
いろんな条件が思い浮かぶかもしれませんがここではスプライトの大きさに注目してみましょう。
スプライトの大きさはある一定で止まっているように見えますね。
スプライトエリアの大きさ部分に注目してみましょう。

『535』で止まっていますね!
どういう「もし○○なら○○する」を作りましょう?
「もし大きさが535なら大きさを100%にする」とすると良さそうですね!
『もし』ブロックの条件部分にブロックを追加してみよう
もしに利用したい条件は決まりましたのでつづいてブロックを探しましょう。
『大きさが535』という条件にしたいのですがそんなブロックありますでしょうか?
『演算』エリアに『〇〇=50』というのが使えそうですね。
まずは『もし』ブロックに『〇〇=50』を追加してみましょう!

追加できたら次は〇〇の部分をうめましょう。
『大きさ』というブロックが『見た目』エリアにあるので使えそうです。

追加できましたね、それでは実行してみましょう!

あれ? 小さくなりませんね。
どこがおかしいのでしょうか?
『もし』ブロックの条件が『大きさ=50』になっていますね。
50を535に変更してもう1度実行してみましょう!

大きさがもとに戻るようになってより面白い動きになりましたね。
繰り返しと分岐を組み合わせることでいろんなことができそうですね!
今回はここまで、お疲れさまでした!