
2020年度から小学校ではプログラミングの授業が必修化されました。
スクラッチのようなビジュアル型プログラミング言語ではあまりタイピングを使うことはありません。
ただテキスト型プログラミング言語をやろうと思うとタイピングはどうしても必要になってきます。
よってできる限りタイピングのスピードは早い方が望ましいと言えます。
またテキスト型プログラミング言語ではあまり日本語を入力することはありませんが日本語入力をするときにはローマ字入力が使われています。
よってまずローマ字を理解する必要があります。
ローマ字の理解が必要なことを考えるとローマ字の学習がはじまる小学3年生ぐらいから始めるのがちょうどいいのではないかと思います。
もちろん3年生になる前に子供が自分で進んでやりたい場合には止める理由はありませんのでどんどんやってもらいましょう。
目次
タインピングの練習はいつから始めた方がいいか?
前述した通り子供がタイピングを練習しはじめるのに適した時期は小学3年生が良いのではと考えます。
それはローマ字が入力が一般的であり、ローマ字の学習がはじまるのが小学3年生からのためです。
まずはローマ字を覚えよう
文字を入力するためにはまずローマ字入力のルールを覚える必要があります。
基本的にはローマ字と変わらないのですがタイピングの独特のルールもありますので以下の表を見ながら実際に1文字ずつ打ってみて覚えていくのが良いかと思います。
どのローマ字を打ったらなんという日本語になるのかゆっくりでいいので全て覚えるようになるまで頑張りましょう。
ローマ字を覚えたらタッチタイピングを意識しよう
なんのローマ字を打ったらどの日本語になるかを大体覚えてきたらタッチタイピングができるようになりましょう。
タッチタイピングとはキーボードを一切見ることなくタイピングをしていくことをいいます。
最初はどうしても文字の場所を探すのでとてもとても難しいのですが必ずできるようになりますので地道に頑張っていきましょう。
1点コツとしてはホームポジションと呼ばれる手の位置があります。
必ず以下のように指を配置するようにします。
打ったら戻す、打ったら戻すと必ずこの位置に戻ってきます。
タイピングはどれくらいの早さが必要?
タイピングのスピードは早くて困ることはありませんので早ければ早いほど良いです。
子供のタイピングのスピードはどれくらいの早さが必要なのでしょうか?
文部科学省が定めている情報活用能力の規準では以下のようになっています。
- 小学生は10分間に200文字程度の文字が入力できる
- 中学生は10分間に300文字程度の文章が正確に入力・編集できる
さらに詳細をみてみると以下の操作スキルが求められています。
- 小学生3・4年生では「タッチタイプで自分の名前や短い文章を入力できる,また,自分の考えを文章にまとめることができる」
- 小学生3・4年生では「10分間に100文字〜200文字程度の文字を入力できる」
どこから10分間で200文字という数値が来ているかというと以下のようなことを想定しているとのことです。
規準リストで10分間に200字程度としたのは,45分の授業で600字程度の作文を入力し,推敲を経て印刷・保存することを想定している。
小学校を卒業するまでに10分間で200文字が入力できるようになることを目指しましょう。
パソコンがない!
スマホが普及している現代においてパソコンを持っていないという家庭も増えてきました。
そんな時はどうすれば良いでしょうか。
スマホやタブレットで使えるキーボードがありますので利用しましょう。
Bluetoothで接続できるものがコードなど邪魔にならず便利です。
おすすめのタイピング練習法
どのようにタイピングを練習するかですが一番はタイピングゲームが良いかと思います。
無料でできるとても優秀なゲーマがたくさんありますので「タイピング ゲーム」などのキーワードで探してみましょう。
おすすめのゲームを3つほど紹介します。
寿司打
寿司打は回転寿司のように寿司が画面上を流れていくので流れ切る前に文字を入力するゲームです。
また結果も何皿食べていくら分食べれたかなど面白い表現なのでついつい記録が更新したくなりやめれなくなります。
難易度やコースも豊富にありますので自分のレベルにあったものを選択することができます。
e-typing
e-typingはグルーピングされた単語が問題となるのが特徴です。
スポーツや旅行、方言など自分の気になるものを選ぶことができます。
興味のあるものの方がタイピングをしていて楽しいですよね。
myTyping
myTypingは子どものレベルに沿ってくれた難易度のゲームが用意されています。
短い単語であったり簡単な単語が用意されています。